駄文

責任なんて背負いたくない! でも、こんなものなら背負いたい素敵な装備

2019/12/28

© Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

大人になれば社会や家族への責任を背負わなければならない。尊敬していない上司を担いで、家族のために身を粉にして働いている人は大勢いる。

また、米津玄師風に言えば、 “言えずに隠してた昏い過去” をあなたに出会えないまま背負って生きている人もいるだろう。

たまにはランドセルを背負っていた少年時代への郷愁を抱いて、子どもの頃に戻りたいと思うことはないだろうか。映画には、そんな疲れた大人が目を輝かせて少年時代の感性に帰ることができる瞬間がある。

少年の夢、それは強い装備への憧れだ。それも、現実にはないようなロマンに溢れた武器が少年の大好物である。責任ではなくジェットパックを背負って生きていければなんと素敵なことだろう。筆者もセメントバッグではなく、ランチャーを担ぎたいものだ。

今回は私のフェチを全開にして、背負いたい或いは担ぎたい装備を紹介しよう。

ジェットパック(ボバ・フェット)

© Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

「スター・ウォーズ」シリーズのキャラクター、ボバ・フェットは私が同シリーズで最も好きなキャラクターだ。本編での出番は少ないが、銀河一のバウンティハンターである彼は、あまりにもかっこいいデザインと、凄腕バウンティハンターとしての手腕を見せて世界でも人気を博している。

体中に装備した数々の武器と、無表情とも言えるマスクがあまりにもかっこいい。そんなボバ・フェットがジェットパックを背負っているだけでもかっこいいのに、そのジェットパックにはミサイルランチャーも搭載されていて、なんとも小粋な装備だ。ミサイルの弾頭が肩から覗いている風貌があまりにもかっこいい。

ああ、何度 “かっこいい” を繰り返せばいいかわからないほどにボバフェットはかっこいい。

ガトリングガン(ウォーマシン)

© 2016 - Marvel Studios

私はアイアンマンよりも、ウォーマシンの方が好きだ。作品内での活躍も性能面についてもアイアンマンに遅れを取ってしまっていることについては私も認めよう。

なら、何故ウォーマシンが好きなのか。それは肩にガトリングガンが付いているから。それだけで彼を推す理由は十分だ。敢えて同じような装備のアイアンパトリオットを選ばなかった理由は、黒と銀の無骨なカラーリングがかっこいいからである。

ウォーマシンが臨戦態勢に入るときに角度が変わる肩のガトリングにときめくのは私だけではないだろう。しかし、本来弱点であるはずの関節部に負担がかかる肩の装備に実用性があるのかは疑問である。

プラズマキャノン(プレデター)

© 2003 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

惑星を渡り歩く高度な文明を持った狩猟民族プレデターは、シュワちゃんやエイリアンと戦いを繰り広げてきた、恐るべき力を持った地球外生命体だ。

サーモグラフィ搭載のヘルメットや光学迷彩、コンピュータガントレットにリストブレイド。どれも胸が熱くなる魅力的な装備だが、一番かっこいい装備はこの中にはない。

ここまで読んできた方なら、私の好みはもうわかっているだろう。プレデターのどこがかっこいいのか、それは肩にプラズマキャノンが付いているからという理由に尽きる。両肩に付いているのではなく、片方だけに付いているというのが重要なポイントだ。いつ肩のキャノンが火を噴くのかわくわくして仕方がない。

プレデターも個体によって装備が異なるものの、肩にキャノンが付いていなければ、私はそのプレデターにはあまりときめかない。

4本のアーム(ドクター・オクトパス)

© 2004 Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.

サム・ライミ監督の『スパイダーマン2』でのヴィラン、ドクター・オクトパスは装備を背負っているというより、装備が背中から生えているタイプだ。

天才物理学者であるオクタビアスは、実験中の事故により脊髄に繋いだ作業用アームと融合。アームのAIに意思を乗っ取られて、ドクター・オクトパスというヴィランになってしまう。そう、4本のアームと一体化しているのだ。

融合した4本のアームは自在に動き、強大なパワーも備えている。機械感と生物感を両立させたデザインで、アーム自身が意思を持っているという不気味さが魅力的だ。アームに任せて動き回れるので、怠惰な私には背負うのにちょうどいい。

MCUでは、アイアンスパイダーが似たような装備をしているが、あれは細過ぎて好みではない。

プロトンパック(ゴーストバスターズ)

© Sony Pictures Home Entertainment

1984年のヒット映画『ゴーストバスターズ』で印象的な装備は、背中に背負っているプルトンパックだ。プルトンパックとは、小型の原子炉を搭載しゴーストを捕まえるためのプルトンビームを発射するための装置である。

ビームを撃つための装備を背負ってしまうなんて、なんともごつくてかっこいい。メンテナンスがしやすそうな部品がむき出しで無骨なデザインが堪らない。部品を近くで見たくなってしまう装備だ。

『呪怨』シリーズの伽椰子の家にプロトンパックを装備して突っ込んでみたいと思うのは私だけだろうか。

今回は私の背負ってみたい装備を紹介したが、あなたも何か思い浮かぶ装備はあっただろうか。もしあれば、今夜はそれを装備した時のことを妄想してしまうだろう。映画に登場するガジェットは、夢が詰まっていて私たちを魅了してしまうのだ。

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