駄文

マジで惚れたスクリーンの中の美人女優達

2019/05/15

© 2012 - Sony Pictures Classics

【ネタばれ有】

映画スターに恋をした。

老若男女問わず、誰しもそういう経験をしたことがあるだろう。銀幕の世界にはとろけるようなロマンスがあり、血が沸くようなアクションがあり、震えあがるようなホラーがあり、悲しい現実を描いたノンフィクションもある。スクリーンの向こうには、無限の世界が広がっている。

そんな無限の世界に住まう俳優達の中には、同じ人間とは思えないほどの美男美女が存在する。美男美女たちはスクリーン越しでも私達を魅了し、また次の作品に足を運ぶ敬虔な信者を獲得していくのだ……。

長々とした御託は置いておき、今回は私をマジで恋に落とした美しすぎる女優達を紹介しようと思う。

エマ・ワトソン

『美女と野獣』(原題:Beauty and the Beast)

『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役として11歳で映画デビューをした彼女は、今をときめく人気女優の1人だ。トム・ハンクスと共演した『ザ・サークル』や、実写版『美女と野獣』等の話題作に出演し、ハリー・ポッターシリーズ完結後も大活躍だ。

© 2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『美女と野獣』では、タイトルに違わぬ美女っぷりを見せつけている。村では変わり者と言われるベルを演じているのだが、作中で披露する美声や可憐な姿は溜息が出るほど美しい。

本作の悪役であるガストンはいけ好かない奴ではあるが、彼女に惚れて強引に求婚する姿は十分に納得ができる。

特にダンス前のお辞儀から顔を上げるシーンでは、男女問わずに彼女の美しさにひれ伏すだろう。あんな美女を相手にして、優雅にダンスをこなすビーストの強靭なメンタルを見習いたいものだ。

『レディ・バード』の監督、グレタ・ガーウィングがメガホンを取る『若草物語』のリメイク作品の『Little Women(邦題未定)』を撮影中ということで、彼女の今後の活躍も楽しみだ。

レア・セドゥ

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(原題:Mission: Impossible – Ghost Protocol)

© 2011 - Paramount Pictures

初めてこの映画を鑑賞した時、無表情のまま冷徹に暗殺をこなす彼女に、私のハートも一瞬で打ち抜かれた。可憐な見た目に、カールしたブロンド、そしてミステリアスで物憂げな瞳が堪らない。

私は、インポッシブルなミッションをこなすトム・クルーズよりも、彼女の再登場シーンを今か今かと待ちわびた。再登場シーンでは表情の変化も見られて、胸が高鳴った。報酬のダイヤを見つめて微笑むシーンで、私はダイヤになりたいとさえ思った。

「この美女は何者か」と急いで調べたことをよく覚えている。レア・セドゥという名を何度も心の中で復唱したものだ。それと同時に、既婚であることを知ってしまい心底落ち込んだ。

ちなみに彼女はフランス版の『美女と野獣』でベル役を務めている。ということは、私の理想のタイプはベルなのだろうか?

レイチェル・マクアダムス

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(原題:About Time)

© 2013 - Universal Pictures


『君に読む物語』でブレイクした彼女は、『ミッドナイト・イン・パリ』や『シャーロック・ホームズ』シリーズ等のヒット作に出演。『君に読む物語』は男性だけではなく女性にもファンが多いだろう。

アニメ映画の『リトルプリンス 星の王子さまと私』では、絶世の美少女と名高いマッケンジー・フォイのお母さん役を務めている。美しすぎる2人を声だけの出演にするとは、なんと贅沢なキャスティングだろう。

SF恋愛映画の『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』では、ヒロインのメアリーを演じている。主人公がタイムスリップをできるという設定なのだが、彼女と結ばれるために何度も時を超える。

くっきりとした顔立ちに、溢れ出る癒しのオーラを振りまく彼女のために、何度もタイムスリップをしてしまう気持ちは痛いほどわかる。

作中では、出会った時から可愛らしく、子どもが生まれて母親になった後のメアリーも最高にキュートだ。映画を観ている間、主人公に対する私の嫉妬は下唇を噛みすぎて感覚が無くなるほどだった。

アリソン・ローマン

『ビッグ・フィッシュ』(原題:Big Fish)

© 2003 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

レイチェル・マクアダムスは、タイムトラベラーを恋に落としたが、お次に紹介するのは、時間を止めてしまう女性だ。

アリソン・ローマンは、ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』でサンドラを演じている。ユアン・マクレガー演じるエドワードが彼女に出会うシーンでは、あまりの衝撃にエドワードの時を止めてしまうのだ。

彼女の情報を知るためだけにエドワードは3年もサーカスで働き続けるのだが、時間を止める程の美女相手なら仕方ない。あの出会いのシーンを見れば、誰もが納得するだろう。本当に美しい。

出会いのシーンもプロポーズのシーンも、ティム・バートン監督のマジックでファンタジックに表現されている。もちろん、ストーリーもロマンチックでおすすめの作品だ。

ゴルシフテ・ファラハニ

『チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』(原題:Poulet aux prunes)

© 2012 - Sony Pictures Classics


最後に紹介するのが、イラン出身のゴルシフテ・ファラハニだ。

『ワールド・オブ・ライズ』でレオナルド・ディカプリオの相手役や、アイシャや『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でえらい風貌の魔女のシャンサが印象に残っている人も多いだろう。

私が彼女を知ったのは『チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』でのイラーヌ役である。天才バイオリニスト、ナセル・アリ(マチュー・アマルリック)が死を決意してから死んでしまうまでの8日間をコミカルに、そして切なく描く。

“ナセル・アリが恋焦がれ続けた女性” という重要な役割を演じているのだが、イラーヌの登場シーンだけで誰もが納得してしまうだろう。演出も相まって、彼女の美しさに私もすっかり心を奪われ、ラストシーンでは胸が張り裂けそうになった、というか “張り裂けた”。

今回は私の独断で5人の美女を紹介したが、あなたはどんな美女を思い浮かべただろうか。追加あなたが恋をした映画の登場人物がいれば、Twitterにメッセージをいただけたら幸いだ。

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